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日記とは名ばかりの超不定記。ツッコミはお気楽ゴクラクお気軽に。
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アニメハヤテ第8話 2007.05.21 00:27

(または『ハヤテ』はせつな系少女漫画だと主張する寝言)

ああ・・・とうとうアニメ感想までやっちゃうんだこの管理人・・・。しかもハヤテカテゴリ増やしてるし。イヤ、きっとそんな続きませんよ。だって筆不精だから。(←我ながらつまんない理由)
でも、この回だけはハッキリとなにか言葉に残しておかなきゃと思いまして。この、破壊力とか、萌えとか燃えとか、せつなさとか。
そう!せつないんですよ『ハヤテ』は!
何がせつないって、色々あるんですが、随一はナギお嬢さまです。そんな感想。(しかも長文)



お嬢さまは執事が好きで、執事もお嬢さまのことが世界で一番大事で、でもそれは命の恩人だからで。
執事は大切なお嬢様のことを可愛い妹のように思っていて、ホントは年上のキレーなマリアさんにときめいてて。
マリアさんはお嬢さまの一番の理解者で、姉とも母とも云える人だから、お嬢さまの恋が実ればいいと思っていて。

お嬢さまは執事が自分に愛の告白をしたと思い込んでて、執事はお嬢さまが自分を救ってくれたのは同情からだと勘違いしてて、そんな2人の実は崖ッ縁な関係を把握してるのはマリアさんただ1人。

な・・・なんだこの少女漫画。なんだこの『君の名は』状態。(←古!)
朋友がCMの絵だけ見て「『ちゃ○』連載だと思ってた」とのたまってたのもあながち間違いではないくらい、どこに出しても恥ずかしい立派な少女漫画です。

「どこにでもいそうな1人の少年に、何故かパーフェクト美少女が群がる話」というと、割と少年漫画ではありがちなフォーマットですが、似たよーな構造でありながら、「ハヤテ」はキッチリ少女漫画です。
個人的な見解ですが、前述の「どこにでもいそうな少年」は、リアル女性の眼から見ると、もぉ張り倒してやりたくなるくらい優柔不断なあほの子で、まったくどうしてモテるのか本気でわからない程にどうしようもないのが多いんですが(←その位にしておきたまえ)、『読み手』が主人公に投影されている以上、これは重要なファクターなんですね。(もちろん、逆ハーレム状態な少女漫画もしかり)

けど、ハヤテは優柔不断な主人公じゃない。西沢さんとかヒナギクさんとか伊澄さんとか、可愛い女の子(男にも)にモテモテ状態ではありますが、西沢さんからの告白はちゃんと断ったし(『女の子を養う甲斐性がないから』ってエラくトンチキな理由ではあったけど)、ヒナギクさんのことは頭から高嶺の花だと思ってるし、伊澄さんの事はお子様だと思ってるし、虎鉄さんは寄らば斬る勢いだし(笑)。

ハヤテは決して優柔不断ではなく、むしろ謙虚。真面目で一途で少し思い込みが激しくて、どっちかてーとちょっとドジっ子入った健気なコ。
・・・って、どこのなか○しりぼ○のヒロインですか。作者はどこのあ○ぎり夕池○恋ですか。

ハヤテは男性ファンからも人気があるそうですが(というか圧倒的に男性支持らしいですが(笑))、作者自ら云うところの『半分女の子』なトコが保護欲やら嗜虐心やらをそそるのかなーと思いつつ、一応女性の私の目から見ても、ハヤテというコはカワイイです。昔読んだなつかし少女漫画のヒロインを見るような勢いで(笑)。

で、そんな一途でカワイイ執事君は、一方のナギお嬢さまから見れば最高にカッコいい理想の恋人な訳ですが、悲しいかな、それは今のところ片想い。
しかも、執事が職務に一途なだけにお嬢さまを護ろうとする意志は固くて、それがまたお嬢さまの誤解に拍車をかけてるのに、今回の第8話、ハヤテはとうとう「大切な人だからこそ(借金をチャラにするために)結婚なんてできない」とマリアさんに云い切ってしまいます。

ああああイイコなんだ、すごくイイコなんだよ、逆玉で棚ぼたラッキーとか絶対死んでも考えないんだよ。イイコなんだけど、イイコなんだけど、なんでこんなに融通が利かないんだこの蠍座A型め・・・ッッ(←カンケーない)

まあ長い目で見れば3歳差なんてささいな事ですが、16歳の少年からすれば13歳の女の子はまだ子供の範疇。どう転んでも恋愛対象にはなり得ません。

果たしてそんなハヤテが最後に選ぶのは、ナギお嬢さまかマリアさんか、はたまた高嶺の花のヒナギクさんか、大穴で西沢さんか虎鉄さんか(笑)。
フツーのハーレムな少年漫画だったら、なんだかんだで最後はヒロイン選ぶんだろー?とか思ってしまう訳ですが、どっこい『ハヤテ』は少女漫画です(云い切った)。
ボーイ・ミーツ・ガールがハッピーエンドとは限らない。真面目で融通の利かない主人公が、信念を曲げてメインヒロインを選んでも、もしくはお嬢さまを振り切って、もう1人のヒロイン・マリアさんを選んでも。
どんな結末になっても絶対にせつない。最終回はみんなそんなものかも知れないけど、けれどハヤテの最終回はフツーの少年漫画とはどこか違う、ような気がする。
多分それは、楽しかった祭が終わった後のせつなさに似ている。

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とまあ、『あの』8話でこっち方向の妄想をここまで展開するのもそういないよーな気がしますが、アッチ方向の妄想はお絵かきで。
てか、お絵かき新規投稿したら、過去絵全部消えてますね。どーも掲示板不調みたいです。復旧ガンバってください。(イヤ、見てないから)

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